2018-03
Soul-Jam! Presents Live vol.18~Review #5
すっかり間が空いてしまいました。
なんだかんだもうすぐ花見の季節。
春の陽気かと思いきやいきなり最高気温10℃みたいな日がやって来て、着るものに苦労する時期です。
さて、Soul-Jam! Presents Live vol.18のレビューも最終回、何気にちょうど1ヶ月前のことになります。
10.ロナ
春には小6になるロナ、すっかりお姉さんぽくなって来た。
新しいメンバーが多いSoul-Jam!の中でもすっかりベテランだ(笑)!
今回衣装はシックな黒、選曲もちと大人っぽい。
(本番の写真が撮れなかったため、リハ時の画像。)
1.Smile
原曲は大変古く1936年、あの喜劇王チャーリー・チャップリンの作曲である、このSmile、数多くのシンガーがカバーしている。
ロナはMisiaがカバーした物を参考にした。
英語曲ながらかなり早い段階で歌詞を覚えて来ており、小畑のピアノをバックに非常に落ち着いて歌っていました。
バンド演奏はMisiaのバージョンのようにGuitarが中心のバッキングでもないし、ストリングスが入ったり後半の子供の合唱も無いのでかなり違った感じだったと思うが、今まで以上に生演奏にもしっかり対応出来ていたのは大きな進歩。
2. You Are My Star/AI
日本のR&BシンガーAIの曲に挑戦。
House調の曲で、まさに応援歌な内容
『No.1じゃなくたって私がいつもその頑張りを見守っているよ、だってあなたは私のスターだから』
非常に前向きなメッセージを持ったナンバー、素敵な選曲だ。
ただ前半は落ち着いて歌えていたが、肝心のサビの部分が気負ったか実際のキーよりも高く取ってしまい、調子っぱずれになってしまったのが残念。
あとで本人に訊くと、
「みんなにあまり馴染みの無い曲で、じっくり聴かれてしまった事がアウェイのように感じた」
それで余計に緊張してしまったらしい。
次回はもっとメジャーな曲を歌うと言って、Live直後のレッスンに課題曲を持って来た。
失敗にもめげず、すぐに次の目標を立てるモチベーションの高さにはまた次回に期待が高まる。
11. yukko
3回目の出演、昔FusionバンドでSaxをプレイしてたという変わり種。
そしてDee-Light Choirのメンバーでもあり、他のChoirにも参加する非常にモチベーション高いyukko。
1. Don’t You Worry ’bout A Thing/Incognito
原曲はあのStevie Wonder、今回はアシッドジャズの雄【Incognito】のカバーバージョン。
前回前出の【ロナ】がディズニー映画【Sing】で歌われたバージョンに挑戦した。
正直、個人レッスンを受けるようになってから確実にスキルアップはしてるものの、最近少々伸び悩みしていたところだ。
ただこのところ根強かった癖が抜けて来て、以前と比較して声の伸びが出てきた。
選曲が非常にバンドにも好評で、楽しいパフォーマンスになった。
2. Still A Friend Of Mine/Incognito
この曲もIncognitoのナンバー。
これは吉田も歌ったことがあったので勧めてみたら、yukko自身も好きな曲だったらしく、Duetが実現(笑)。
元々楽器をやってたこともあり、コピー能力も高くてハーモニーにも強い。
吉田との初デュエット、結構リラックスして歌えてたんじゃないかな?
もちろんピッチが甘かったり、細かいところではまだまだスキルアップが必要だけど、トンネルを抜けた感はあります。
最近はしばらく離れていたSaxも再開し、フルートもやり始めたという。
今後楽器での参加もあったらいいね、大歓迎です(笑)!
12.じゅんじゅん
Soul-Jam! Presents Liveの初回から出演を続けていた鉄人(笑)、じゅんじゅんも15回目仕事の都合でお休みして皆勤賞が途切れてしまった。
しかし今回もじゅんじゅんガールズを率いての参加。
1. Easy
Lionel Richieが在籍したバンド【The Commodores】の大ヒットナンバー。
1977年のヒットだから私にとって超リアルタイムで大好きな曲、たまにLiveで歌います。
小畑の絶妙にハネ気味のPianoイントロからじゅんじゅんが歌いだす。
ファルセットが得意なのはいいが、すぐに裏返す癖がなかなか直らなかった。
しかし最近はようやくミドルボイスを修得してきた。
後半の転調後はやはりその裏返り癖が出てしまったところが少々残念。
2. Let’s Stay Together
Al Greenの大ヒットナンバー、これも私がよくLiveで歌う曲。
Maroon 5がカバーしてるバージョンを参考にしたらしい。
トリ & ゴロ-の【じゅんじゅんガールズ】を迎えてのパフォーマンス。
前回まで連続で披露してきたダンスは封印。
コーラスのアレンジはAl GreenのDVD【Gospel According To Al Green】の映像を参考にさせた。
じゅんじゅんのミドルボイスを駆使してのリードはなかなか良かったが、バンドのテンポがちと速すぎたのが残念。
あとコーラスはちょっと詰めが甘く、事前に一度チェック出来たら良かったと思っている。
とは言え、トリの重責は十分果たしてくれた。
13. Fnale~All cast
バンドメンバーの紹介のあと、出演者を呼び込んで、恒例になったFinaleの大合唱である。
w.jazの狭い店内に40名強(多少入れ替わりがあった)のお客さんに来ていただき、非常に盛り上がったPresents Live vol.18。
最後はThe O’jaysの最大のヒットナンバー『Love Train』で締めた。
この曲で横濱Gospel祭に出たり、TFOS Choirで歌ったりしたため、Soul-Jam! では馴染み深い曲。
事前に歌詞を配っておいたので、まんまと大合唱。
People all over the world(ぴぽろーろばざーわー)
Join hands
Start a love train, love tarin
1行目があまりに早口のため、ひらがなで書いてみました。
打ち上げの様子。
本当にたくさんのご来場ありがとうございました!
また応援よろしくお願いします。
次回は9月上旬の予定です。
2018-03-17 | Posted in Blog | Comments Closed
Soul-Jam! Presents Live vol.18~Review #4
すっかり3月に入りましたね。
昨日は雨と強風で一時嵐のように荒れた天気でした。
さて、Soul-Jam! Liveのレビュー、前半終了したところで一休みさせていただきましたが、万を持して再開します。
7. 荒井優花
初出演である優花、非常にモチベーション高い19歳の大学生であり、Soul-Jam!期待の星でもある。
TFOS Choirにも所属している。
大学ではマジックのサークルに所属するという。
1. Winding Road/絢香 & コブクロ
コブクロと絢香のコラボでヒットさせた『Winding Road』を吉田とデュエットで披露。
原曲は3人で歌ってるため3声だが、ここでは2声に省略して歌った。
吉田がJ-popを歌うって珍しい!って思うでしょうが、確かにほとんど歌いません。
ただ実は5~6年前だったと思うが、この曲を月1回の仕事で歌っていたことがある。
改めて原曲を聴いたが、この3人は非常にスキル高くてこの曲自体もめっちゃいい!
本来は別の曲を歌う予定で、急遽このWinding Roadに変更になったためデュエットが実現した。
優花は数日前から喉の調子を崩し、話すとかなりガラガラ声だったが、ボイトレの効果もあったか難なく歌いこなした。
楽しかったなあ(笑)。
2. My Heart Will Gone/Celine Dion
あの映画【タイタニック】のテーマで、超難曲としても知られる曲。
まだミドルボイスを修得途中であり、喉の調子が悪い状態の中、前半は何とか乗り切った。
しかし、転調後はちょっと聴き苦しい場面もあったが、何とか完唱した。
スキルアップは必須であるが、それ以上に体調管理をしっかりして欲しい。
次回に期待したい。
8. Kumicky
Soul-Jam!には1月からの参加ながらいきなりのデビュー!
レッスン受けて半年未満の人が出演するのは初めてかも知れない。
ただゴスペルのキャリアは長く、亀渕由香さん&VOJAを起点に18年間ゴスペル歌って来たと言う大ベテラン。
2015年からはJapan Mas Choirのメンバーとしてアメリカ南部、LA、NYのチャーチなどのLiveにも参加、現在も複数のChoirに参加している。
非常にモチベーションの高いメンバーが加わった・
1. Sweet Memories/松田聖子
初回のレッスンでいきなりLiveに出たいと希望して来た。
まあ通常なら出さないところ、持って来た課題曲『Sweet Memories』を歌わせるとなかなか上手い。
カラオケ行ったらスターだろうな?
生演奏でさらに気持ち良く歌ってました。
ただ音域的にも楽な選曲、今後はSoul-Jam!に来た成果を見せる選曲に期待したい。
それにしてもこの『どうよ!』ってポーズがごいすー(笑)!
参りました~
9. 天野京子
前々回Soul-Jam! Liveデビュー、前回はお休みだったので2回目の出演になる。
Soul-Jam!では日本語の曲はご法度?と勝手に思われていたが、英語の曲が苦手という事で初めて日本語の歌を持ち込んだ功労者(笑)。
1年ぶりでスキルアップをどこまでアピールしてくれるのか?
1. 糸/中島みゆき
天野は毎回歌詞の内容にこだわって選曲している。
MCを聞いているとそれがよく伝わってくる。
私はJ-popをほとんど聴かないため、生徒さんが持って来て初めて知る曲も多い。
レッスンで伴奏しながら聴いているとその歌詞の重要性に気付く。
やはり日本人としてダイレクトに伝わる日本語の方が伝えやすく、伝わりやすいのは当然である。
音域が楽な曲という事もあり難なくこなしたが、メッセージを伝えようという姿勢を感じたことは大きなアドバンテージ。
2. いのちの歌/竹内まりや
往々にして、流行り歌と言うものは大半がラブソングである。
しかしこの『いのちの歌』は愛を歌っている曲だが、ラブソングを超えた愛を歌っている。
これも楽な音域であるが、1年前と比較するとそのスキルは格段に上がっていた。
気持ち良さそうに歌っていた。
3. You Raise Me Up
世界的に人気のある曲で、非常にカバーの多い曲である。
私はこの曲をハウス調のダンスナンバーにアレンジして歌ったことがある。
某外資系生命保険会社のイベントで歌うためにアレンジした。
この曲は他の2曲と違い、幅広い音域を要するそれも初挑戦の英語曲。
最近はミドルボイスをかなり修得しつつあり、それを証明するにはもってこいの曲である。
レッスンで練習してるので、全く心配はしていなかったが、今まで不得手であった高音域も見事にこなした。
次回が益々楽しみになって来た。
Soul-Jam!では洋楽、英語曲を中心に指導しているのは確かである。
とは言え、別に日本語で歌う、教えるのが嫌なわけでなく、みんなが遠慮して持ってこないだけなのだ。
吉田独自の日本語の歌唱メソッドがあるので、どんどん日本語の曲を持って来て下さ~い。
続く…