2018-02

Soul-Jam! Presents Live vol.18~Review #3

さて、一昨日に続きレビュー#3になります。

 

5番目の登場はすっかりSoul-Jam!の名物と化した【ザ・カシューナッツ】。

5. ザ・カシューナッツ

今回も3曲のパフォーマンス、予想通り色々仕掛けてきた。

ザ・カシューナッツ_01

何と平均年齢70超のユニット、右側の【ゆばば】のトークが回を重ねる毎に炸裂してきた。

1. そよ風に乗って

原曲はフランス語、マージョリー・ノエルが歌って1965年にリリースされた所謂フレンチポップスである。

当時は日本と韓国でヒットしたようだ。

日本では当時数多くのシンガーがカバーしたようで、ザ・ピーナッツも歌ってた。

2003年には竹内まりあがカバーしており、ネット上で歌詞検索すると日本語歌詞は竹内まりあの物が出てくる。

 

軽快なリズムに乗って歌う2人、まるで最初から出来たかのようだが、当初は原曲と一緒に歌うとどんどん置いて行かれるように遅れるのが常であった。

ただこう言ったモタるような事は練習始めた当初のみ、2ヶ月目(月2回のレッスン)にはモタることも無く対応できるようになった。

 

エミちゃんは健康でChews時代からほとんど休んだことが無いし、実年齢には絶対見えない、歳を取っても進化するんです。

一回り以上も若いゆばばだが、合唱経験があるエミちゃんとは違いファルセットで歌うという習慣が無かった。

しかしSoul-Jam!に来てからは見事に1オクターブぐらい音域を広げた。

2.ラストダンスを私に

曲が終わるとまさにゆばばの独壇場、自ギャグネタも混ぜながらの流暢なMCに続いてここからはカシューダンスメドレーだ。

2曲目はザ・ドリフターズのヒットナンバー【ラストダンスを私に】を日本語と英語で歌う。

この曲は越路吹雪がカバーして日本でもヒットした。

越路吹雪の歌はゆばばの18番ということもあり、このアイディアは2人で考えたものだ。

英語の部分のリードはエミちゃんが担当した。

 

途中ハモリの部分入り損ねて失敗した部分もあるが、これは会場で聴いている人にはあまり判らなかったであろう。

後半はほとんど英語詞で歌われたが、エンディングはゆばばの『忘れないで…』で締めた後

エミちゃんがおもむろに『Shall We Dance!』とコール。

 

3.Shall We Dance

1956年に公開された映画【王様と私】の中で歌われた曲だが、元はミュージカル【The King And I】で歌われたものらしい。

この曲も2人で考えて英語と日本語のミックスで歌われた。

前半中盤、後半でテンポが変わるため、伴奏はPianoの小畑のみ。

間奏では原曲の社交ダンス風ではない、盆踊りや保木節、阿波踊り等の振りで会場を沸かせた。

それ以上に沸いたのは原曲で発せられる掛け声『One,two,three』をエミちゃんが『ひ、ふ、み』とやった瞬間、

大爆笑!

この二人のエンターテインメントをプロデュース出来たことにホントに喜びを感じました。

今後いったいどうなっちゃうんだろ(笑)?

 

5.mihoco

6番目に登場はSoul-Jam!のDee-Light Choirに所属、かつバンドでキーボードを担当しているmihoco。

かなりマニアックな選曲、私の大好きなFUNKナンバー2曲(笑)。

 

1.Gotta Be/Rad.

このオリジナルはフィリピン系アメリカ人、Rad.ことRose Ann Dimalanta,。

今は亡きPrinceのバンドにも所属した経歴を持つシンガーソングライター+Jazz Funk Keyboard playerである。

10年ぐらい前までは毎年のように来日してた、私は4~5回彼女のLiveを見に行った。

当然のごとくお気に入りであったからだ。

mihocoが今まで課題曲として持って来た曲を聴くと、Acid Jazz系、そしてかなりFUNK寄りであった。

好みが近いなあ、こりゃRad.やLedisi等を聴かせたいと思ってCDを貸したら思い切りハマったらしく…

そんな経緯もあり、かなりマニアックな選曲になったが、彼女が凄いのは毎回詳細までコピーしてくるところなのだ。

私も若い頃はコピーしまくったものだが、それが今の自分を形成しているのは間違いないと思う。

mihocoは音程的には見事にコピーしてきたが、そのニュアンスまではまだまだ…

とは言えこの2曲に決定するまでに他に4~5曲持って来た。

このモチベーションでコピーしまくって行けば必ずやニュアンスまで掴むことが出来るであろう。

2. Children Go Where I Send Thee/Ledisi

Ledisiは前出のRad.以上に強烈な個性の持ち主。

Rad.はステージを降りると150cm前後と非常に小柄であったが、Ledisiも160cmも無い意外に小柄な女性であった。

発声的にもそのフィーリング的にも圧倒的な技術と共鳴を誇るシンガー。

私がいつも言う『野生に帰れ』と非常に近いと思われる。

Ledisiも毎年来日してたような、私は多分5回は行ったような気がする。

この曲は元は黒人霊歌であるが、黒人のみならず数多くのアメリカのシンガー達が取り上げています。

レンジが4オクターブはあるであろうLedisiのコピー、挑戦しただけでも凄いことだ。

高音ファルセットはどうしても細くなってしまうところが課題。

あとはリズムのキレがもっと出てくるといいかな?

 

どんどんコピーしてホンモノに近付けて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018-02-27 | Posted in Blog, Gospel, Live, WorkshopComments Closed 

 

Soul-Jam! Presents Live vol.18~Review #2

冬のオリンピック、北海道の雪国出身の吉田的には子供の頃から注目していたのだが、すっかりTV離れが進んでいることもあり、いつの間にか最終日。

さらにメダルも13個に増え、もうすぐ閉会式だという。

ああああ、もう少しリアルタイムで見たかったなあ…

 

さて、Soul-Jam! Presents Liveのレビュー第2弾は5回目の出演になる大坂麻里子。

 

3. 大坂麻里子

新メンバーが多い中、5回目の出演を数える常連であるものの、今回も自己紹介で何度出演を重ねても緊張から離れられないと書いていたが、今回はかなり克服しつつあった。

 

下の画像の表情を見てもわかるだろう。

 

大坂麻里子_01

 

1.When We Were Young/Adele

すっかりグラミー賞の常連と化したAdeleのヒットナンバーの一つ。

発声的に表と裏のブレイク部分は相変わらずなのであるが、高音ファルセットのキレが出てきたこともあり、そのブレイクはかなりカモフラージュされてきている。

ところどころ不安定になる部分もあったが、レンジの広い麻里子にはAdeleの曲は結構合ってるかもしれない。

 

2.風をあつめて/ Leyona

3曲中1曲は日本語の曲と決めているらしい。

70’s前半に存在した日本のレジェンド的バンド【はっぴーえんど】のナンバー。

何ともシブい選曲だと思ったが、Leyonaというアーティストがカバーしたバージョンを参考にしたようだ。

のちに作詞家として大成する【松本隆】の詞にBassのレジェンド【細野晴臣】の作曲。

そうそう、やはり歌詞が凄いのだ。

麻里子本人もMCで言っていたが、これは是非字体で見ていただきたい。

時々読めない可能性が高い?ので原曲と一緒に見て下さい(笑)。

風をあつめて_歌詞

 

3.A Natural Woman

Soul系の課題曲としては定番曲である。

当初セルフカバーのCarole Kingバージョンを持って来たが、Arethaバージョンを聴いてきた私にとってナチュラルウーマンはAretha でしかなかったので、Arethaを参考にするよう勧めた。

今まで苦手としていた高音域、ただスキルアップを証明するには恰好の曲である。

サビの部分の『You make me feel』が一番高いレンジになるが、鼻腔の使い方が上手くなってきて確実に響きにキレが出てきた。

以前は表の声と裏の差が大きくて音色的にも違和感があったが、それも克服しつつある。

上がり症の方も数を重ねてかなり陰を潜めてきた。

また次回、さらなるスキルアップに期待したい。

4.Orie

4番目は今回デビュー戦のOrie、10月からレッスンを受け始めたのでまだ5ヶ月目。

最年少メンバーである【ロナ】の母で、アフロエンターテインメント【M☆Crave】のメンバーでもある。

 

 

Orie_01

 

1.キスして抱きしめて/Misia

Misiaの1stアルバムの曲で非常に人気の高い曲、何気に20年前の作品になる、吉田にとってはちょうどボイトレの講師を始めた頃。

何人もの生徒が課題曲として持って来たこともあり、歌詞も結構覚えてるくらいである。

TFOS Choir、D.O.T.S.のメンバーでもある大塚真理のGuitarのバッキングで歌った。

見た目に寄らず緊張しいだという。

確かに語尾で声が震えるのは緊張も手伝っているのであろう。

ゆったりしたテンポながらハネたリズムで時々6連符が出てくる早口がちょっと難しい。

発音の繋がりがもっと良くなったらいいかな?

ただ数か月のボイトレではあるが、ミドルボイスを修得しつつある。

下のイラストはOrieが告知用に書いたもの。

ごいすー!

 

Orie_イラスト

 

2.You Gotta Be/Des’ree

 

イギリスの黒人シンガーDes’reeの出世曲、1994~5年にかけて世界的に大ヒットしたラテン系のミディアム曲。

歌詞の内容がいいんだよね。

小学生高学年を持つ母の思いを込めて?

サビの訳を書いておきます。

だからこれから
格好よくて,大胆で,頭もよくて
魅力があって,一流の,強い人間になってほしい
クールで,いつも冷静で,いつも誰かに寄り添ってる
そんな人になってほしい
だけどこれだけはわかってる
「愛」があれば大丈夫

 スローな1曲目よりも緊張が解けた感じ。

レンジも狭い曲ということもあり全体的に安定していた。

もう少し円(楕円)を感じながら歌えるとGroovyな感じになるかな?

デビュー戦としてはかなり良い出来だったと思います。

すでに次回歌う曲も決めてきた(笑)。

親子してどんどんモチベーションが上がって来てる、最高のライバルなのかも?

また次回が楽しみです。

2018-02-25 | Posted in BlogComments Closed 

 

Soul-Jam! Presents Live vol.18~Review #1

平昌オリンピック真っ只中、メダルラッシュで、あの長野(1998年)を超える11のメダルを獲得しました。

オリンピックは今週末には閉会しますが、2/18にはSoul-Jam! Presents Live vol.18が開催されました。

前回同様、西荻窪のw.jazで昼間の開催でたくさんのお客様で超満員の中、熱いパフォーマンスが繰り広げられました。

 

今回は3名の初出演を加えて12組の出演。

常連の比賀美穂が都合で出演出来なかったこと、その影響もあり今までと比べてコーラスが少なかったのもちと寂しかった。

しかし、それぞれ中身の濃いパフォーマンスで満員のお客様からもたくさんの拍手を頂きました。

 

1.大平真理子

 

さてさて、今回のトップバッターはSoul-Jam!のゴスペルチーム【Sparks】のメンバーでもある、大平真理子。

ここ最近のチケットのデザインは【Animariko】こと真理子。

youtubeチャンネルのGOICE-Channelのロゴも【Animariko】によるものだ。

2回目にしてトップバッター、これはトリの次に重要な役割だ。

元々スキルが高かったので、ここ最近のゴスペルワークショップ向けのパート別音源の作成にも協力してもらってる。

選曲は前回同様【Alicia Keys】の曲から2曲。

 

1. Holy War

Aliciaの曲、特に歌詞の部分で見ると一般的な黒人アーティストとはかなり異質である。

たいていの場合は単純なラブソングが多いからだ。

Aメロは低目な語るように、サビではいきなり高くなって叫ぶように…

メロディーはシンプルであるが広い音域を要する難しい曲であるが見事に歌い上げた。

高音のキレも前回よりも増している、曲終了後には大きな拍手が。

 

2. If I Ain’t Got You

この曲はAliciaの出世曲であり、私も大好きな曲である。

当初は別な曲を歌う予定であったが、コーラス参加する予定のメンバー(The Chebys)が参加出来なくなったため、この曲に決定した。

Aliciaの曲はレンジが広いため日本人にとって馴染みがある割にはなかなか上手く歌いこなせない。

しかし真理子はChoirではTenorを担当しているように低音域も強くレンジが広い。

その上このところ課題のミドルボイスを修得して来ているためかなりいい感じで歌えていたと思う。

欲を言えば音の締めがしっかりすればもっとキレが出てくるはず。

また次回に期待したい。

 

2.Madoka

2番目に登場は今月からSparksに参加しているMadoka。

三回目の登場になるが、今回はかなりスキルアップしての登場。

 

1. Sway/The Pussycat Dolls

1950年代に作られたラテンナンバーをプッシーキャットドールズがカバーしたバージョンを参考にしたらしい。

前回から比較するとリズムのキレが良くなった。これはブレスの仕方の変更によるところが大きいかも知れない。

アドバイスしたのは結構直前だったため、こんなに影響が出るとは思っていませんでした。

これはまた次回が楽しみになって来た。

 

2. I Don’t Want to Miss a Thing/Aerosmith

映画【アルマゲドン】のテーマとして歌われたロックバラード。

ほとんどの生徒はスタンドには慣れていないため、ハンドで歌うのであるが、今回はスタンドマイクに挑戦した。

正直ちと心配であったが、特に問題なく歌い上げた。

長3度ぐらいキーを上げたため、後半のフェイク部分のレンジが高すぎたが何とかこなした。

今ひとつだったのは発音の甘さか歌詞があまり聞き取れなかったところが次回の課題であろう。

とは言え確実に進化してきているので次回がまた楽しみである。

 

Review#2~#3はまた週末にアップ予定です、乞うご期待を!

2018-02-22 | Posted in BlogComments Closed